95. High standard

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後輪出力PSでのスペックも大事だと思う。 だが それだけでは物足りず、 
その外観には 色気が無いと、SAMSON‘のスタンダードには ならない。
それは、どんなに馬力を搾り出す要素や 技術があったとしても だ。

 ”色気も馬力にカウントされる”  

オートバイが停まっている状態でもパフォーマンスする馬力の基準が、そこにある。
ハーレーのカスタムショーなど、昔からそうしてるのが普通でスタンダード。
これを、ストリートでやるのが SAMSON‘ 綺麗で速い”本物を目指す。

丸ごと塗る最近の手法とは裏腹に、徹底的に分けて塗り、リビルドするSB.
エンジンの外観をビジュアルで見る基準 そして 丁寧に組み立てる。
投入部品も、選ばれたものだけ  言うに及ばず 消耗部品も然り。
只、距離を伸ばす為に欲張らない それがモットウ。
塗った角は全部面取りし、ネジ穴も皿で切リ直し。反り上がった所をカット。
交換部品も基準に見合うものは再使用するものの、何かしら手を入れる。
ノギスやマイクロメーターが道案内するその世界は、自分の糧となる時間。

部品のセレクトも当然大事。
硬いバルブSPは保険にはなるが バルブやヘッド、カムチェーンやベアリング
様々な所が傷みだすのが早い と 同時に フリクションも付いてくる訳だから、覚悟がいる。
バルブシートやスリッパー面にも、影響が出た時 その音をオーナーが聞けるならそれもいい。
柔らかいSPでのギア抜け、オーバーレブでの保険も確かに欲しい気持ちも分るが、
丁寧にシフト ワンテンポあけて アクセルON. それが次第に早く処理出来るようにればいい。
燃焼室の研磨はOKだとしても、バルブポリッシュは危険が高い。
シャフトにチャックの傷が入る可能性があるからだ。紙やテープで保護しながら噛ます。
折角ガイドを打ち変えても、そういう落とし穴だある。手を入れたらその倍は考える事が増える。

見た目と裏腹にベーシックな考えで組んでいる。 外面の艶” は あくまでオマケとする。

エンブレを掛けない慣らしやキャブのセッティング、スプロケのチョイス、オイルの粘度etc~
これからが、本番。 オーナーが学んで行かなければならない事は、全て音や振動が伝える。
機械と会話するのは特別な事ではないよ と SRのエンジンが教えてくれる筈だ。

メーカーがその値段では出来なかったクオリティを追求する、その考えは車体にまで及ぶ。

「理想の一台を追いかけろ!」 蜃気楼のように 何時までも辿り付けない時間を 楽しもう!
by samsonblue | 2005-08-01 18:34 | 部品


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