80. Nakedness 

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メイカーが新車でリリースした時から、もう15~6年経つ このオートバイの名前は SRX-6
ハタチのネーちゃんも、若さを武器に出来ない歳になる そういう時間が経過しているという事。
もっとも、良い化粧品やら美容と健康に気を使う人なら 俄然通用する歳のとり方も 有り得る。
バイクに例えるならば、どう所持しているかに なるだろうか? 保管場所一つ 乗り方一つだ。

 どう所有したとしても、乗り込んだ距離に比例して疲れが出る = 内部の寸法にガタ が出る。
磨り減ってしまった部品は、もはや交換するしかない。 自然治癒は ないから ばらして組む。
この作業が、実に楽しい。 面倒だとも言うかも知れないし、出来ないと言うかもしれないが
汚れていたり、傷ダラケの部品が 出来るだけ自分の手によって再生する過程は シビレル”。
シリンダは、内燃機屋が削り バルブフェイス&シートカット 荒れた所を面研で ツラ”を出す。
新しいベアリングに打ち変え、シール類を純正部品交換。番号を照らし合わす時間も又、良い。
新品のスタッドボルトに少量の耐熱グリスを回し、規定トルクを数回に分け 締めこむ手応え。
ガスケットが潰れて密着する感覚がワカルようになると、面白くなって行くし、ミスも少なくなる。

そこから別の見方をしてみる。このキマリ事をキープしながら デザインやカスタムのスパイス。
自分の一台に仕上げる要素を何処から持ってくるか?も どのパーツをフィットさせるか?も
頭の中では電気が走る位、ヤバ楽しい!! 料理が好きな人と同じ感覚で、工夫とアレンジだ。
どの材料で、どんな料理にし、誰”に食べさせるのか? そういう時間と全く似ていると 思う。

カレー” 一つとっても、数え切れない程の 味が存在するのと同じく、カスタムも星の数である。
メイカーが作ったこの固形ルーをアレンジして出来る 特別な その味に 拘りを持ち 作る。
自分の感覚で作る、順列組み合わせの技と 連携してくれる外注の恩恵に肖りながら 組む。
最後に、このオーナー 只 一人がテイスティングする為に。ビルドする。


只、料理と異なり この乗り物は走る事が出来る。 安全にも、その反対にもなるだろう。
15年後、部品と ガソリンがある事を祈りながら、良いヤレ具合のこのオートバイと再会したい。
by samsonblue | 2005-06-23 07:13 | バイク


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