72. 再生 1

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流れ流れ着いて、今 ココにやって来たレーシングホイール カンパ。 細身の幅は、1.85-18。
このスペックが何を言ってるか?を  理解出来る人間に託した希望を、SAMSON‘が叶える。
オーナーは最後まで残したかった程、思い出と愛情を注いでいた事は 暗黙に了解している。

マグネシュームを剥き出しにする事が、どれだけリスキーなのかは 壊して初めて理解出来る。
小さな錆が、奥まで侵入。やがては亀裂=クラックになり、スポークが破壊されるに至る 最後。
現場で仕込んだ技と材料で、それをキープアウト。安全も確保しながらのウェイトレシオダウン。

 綺麗に塗る事。 しかも極上仕上げに。 木型に近づける事は憶測にも近い 勘の作業になる。
先ず、面を出す。繋がりを抑えつつ、ダメージの個所に最小限のパテでフォロー。
酸化防止のプライマーと、サーフェースは独自の材料のミキシング。企業秘密の域になる。

 仕上がりは最高の舞台でお披露目となる。 メイカーの厳しい目に果たして伸るか反るか?
これと言って武器は無いが、あえて言うなら  「私はオートバイが好きで仕方アリマセン」 だけ

まるでドンキホーテ 無知で世間知らずの塊で、あえて挑む。部品も笑う。決れば笑えない筈。
代打でもなく、マグレでもないとするなら 何かの縁であろう。 偶然とチャンスの鍵を借りる時。
by samsonblue | 2005-06-02 08:29 | 部品


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