52. その関係


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電極のような プラスと マイナスまでは 極端にないにせよ、異なった物が噛合う時”と 部品がある。

ドライブスプロケットと、チェーンも その一つでは ないか ?
人間の関係も、時に 当てはまる。 そういう経験は、記憶がないだけで 実は 日常茶飯事では ?

どちらかが、引っ張る。あるいは、強烈な チカラ" を 発する。 片や、それを受け止めたり、伝えたり だ。

オートバイの部品には、社会に当てはめると 実に同じ働きに見える物が、多々見受けられる。

伝達。 簡単なようで そうではなく。 目に見えないチカラが、横に流れ出す フリクション”
いかに無駄を消しながら効率良く! それは、機械だけではなく 人も同じ合言葉にもなるだろう。

 無駄な事から、「アドリブ」 という武器を身に付けられるのは、人間だけでは ないだろうか?
応用” 捻る事で自分の殻を壊す。武器というよりは、アレンジメント。 コロンブスの何とか。

 この、二つの関係はどちらも必要である事と、片方が消耗した時点で NG” になると言う事。
キャッチャーと ピッチャーでないにしろ、その両方の存在に感謝すべき事は 言うに及ばず。

 運命共同体になる 部品の姿は、カタチこそ違え、 働きは同じ方向を目指す為に存在。
後輪を回す為、あるいは路面に食いつく為にある。 潔く、消耗” という称号を身につける。

会社の上司が何時も駆動側にあるのならば、硬く理念を貫けば 消耗するのはスプロケだろうか

 引っ張りまわされるのが 嫌 という時、硬度試験でいうブリネルやロックウェルで、勝てばいい。
年功序列に 融通が効かなくなった今でも 自分の存在=消耗 という称号を付けて居ないだろうか?
by samsonblue | 2005-05-20 06:41 | 部品


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