39. Scene 1


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人に出会う度に幾度も変化するシーン。 

思い出になる前だと 実感がわき辛いもの。 一旦その場所や人から離れると 味が沁みてくる。

噛締める程では、無いにせよ 少しだけ経った時間を思い出す作業は、少し切なく ほろ苦い。

ああ、あー言う風に言ったのは、悪かったなあ だとか、あれは面白かったなあ とか。

帰る事と、変える事は出来ない訳だしどうする事も出来ない代わりに、ボンヤリ想う時間は優しい

 一緒に運ばれて行った物達に全てを託して、オーナーは帰路を辿って行く。

宅急便よりも、信頼出来る 自分のクルマ。 大切にしたい気持ちの表れだと。

シートベルトで、守られた 今回依頼するヘルメット。ここでも、気持ちが伝わる 勿論見逃さない

守られる環境で育つ物は、大切に扱う人が集う。偶然ではなく必然に、そうなる。

同じルール、匂い、勘。 全ては、話す必要も無いほど、繋がった感じは?なんだろう。

もはや、仕事と依頼人の関係の枠を越えた感はあった。 何時からか? それはどうでもいい。

肝心なのは、これからも関係が続く 事と、物を大事にするのがルールの仲間が 増えた事。

本気で、笑ったり 怒ったり出来る関係が持てた という事が、何より嬉しい。

出会うシーンを味わう度に、別れたシーンを薄める事が出来るような感覚さえ ある。

 「今度は、オートバイで会いに行こう!」 そう思わずには居られない。

又、違った Scene 1 が決まって待っている筈だから・・・。
                                          Special thanks STO.
by samsonblue | 2005-05-17 01:01 | 風景


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