インジェクションのSINGLEが最新であるとしても、キャブ車のシングルPOWERは侮れない”と 信じる。
各機能を熟知しても、思い通りに整列しない癖を持ち、それでいて気紛れに成功する時もある誠厄介な。
各 回転数に各番手の通路を通るGASと空気が、送り出され 燃やされ、ピストンを押し下げ。回り。進む。
その番手にしたのは何故? 音か? 匂いか? 振動? リズムか?加速感?METERの指す数字か?
相性の末に決った番手は裏切らない。逆に言えば、自ずと決った番号に落ち着く筈だとは、内燃機の弁。
そのくせ、開け方や回す開度でフォロー出来る融通も 持ち合わせているから面白い。ヘソ曲がりで従順。
多きを押し込み 犠牲を出しながらか、少なくを大切”に 伝えるかは、考え一つでどうにでも変えられるが、
それを支える電気、各ケーブル、それと内燃機の宿命”摩擦、それを援護するOIL。CHAINやタイアetc
乗る技量や感覚と判断。気分まで。そして、全てが揃わない時の度胸と自信を持ち、最後は労る気持ちで。